[北アルプス記]満天の星空の下で

梓川のほとりでたった一人ぽつんと夜空を見上げる。
 
聞こえてくるのは、川の瀬音と虫の音だけ。
 
空いっぱいの星がすべて落ちてくるのではと、闇夜の恐怖感が湧いてくる。
 
まさにここは神が降りたる地「神降地(上高地)」。
 
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飛行機がゆっくり空を横切っていく。
 
思い出すのは城達也のジェットストリームのあのくだり。
 
”満天の星をいただく、
 
果てしない光の海を豊かに流れゆく風に心を開けば、
 
煌めく星座の物語も聞こえてくる、
 
夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。”
 
IMG_9785.JPG
 
2007年秋 北アルプスの旅
 
撮影:Canon EOS 30D – SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO,
 
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