最近よく”プロフェッショナルとは何か”ということ、さらに言うと”プロフェッショナルな写真とは何か”を自分に問いかけることがあります。
そんな時に読み直す一冊の本が、著名な経営コンサルタント「ドラッカー」の「プロフェッショナルの条件」です。プロとしてどう成果を上げ、自己実現を図っていく秘訣や心構えがまとめられています。amazonのレビューも評価が高い一冊です。
ドラッカーは言います、プロフェッショナルの仕事をする上で常に考えないといけないことは、
1.その仕事は何が目的か。何を実現しようとしているのか。なぜ、それを行うか。
2.それを全くやらなかったとして、何が起こるか
3.その仕事は、何によって憶えられたいか
このポイントは”仕事”を”写真の作品”に置き換えると、写真にも言えることではないかと思いました。
つまり
1.その作品のテーマは何か。何を伝えようとしているのか。なぜ、その被写体を撮るのか。
2.(構図の中に入る被写体)それをフレーミングに入れなかったとして、作品にどう響を与えるか。
プラスにならなければ、フレーミングから外してシンプルな構図にするべき。
3.その作品は、他人にどうやって憶えてもらいたいか。どう感動してもらいたいか。
ということを考えながらシャッターを押さないといけないのかなと思ったりします。
ただ漫然と撮るというスタイルもいいかもしれないのですが、プロフェッショナルとしての思考を続けながらよりいい作品を追求していくことは大切かなと。
読み直すたびに新たな発見がある一冊です。
プロフェッショナルに興味がある方にはおススメします。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー)
posted with amazlet at 09.03.13
P・F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 709
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素晴らしい本です。
答える事で一気に価値が高まる稀有の本
ドラッカー超入門編にして最高峰
ドラッカー入門
この書籍は間違いない