遠くから富士山を見ると、その美しさに日本人でよかったと喜びの気持ちがわいてくるものですが、実際に歩いてみると、赤茶色の砂の上に大小さまざまな岩がゴロゴロしていて、そんなにキレイではありません。
でも、これほどまで荒涼とした自然の姿を見せてくれる日本の山はありません。雄大で荒涼として非情な自然こそ本当の自然なんでしょう。
やっぱりこんな殺風景な富士山が好きです。
ずっと続く単調で相似形の景色。単調すぎるし、頂上を見上げるとゴールははるか彼方で心折れる瞬間。
でもそんな時は、おにぎり富士山でパワー補給だ!
撮影:Canon EOS 30D – Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM