春の数えかた

春がくれば虫が動く。でもどうやって彼らは春を知るのでしょう?このあいだ「春の数えかた」という本を読みました。動物行動学者による動物・昆虫・植物についてのエッセイ集で、小さな驚きといろいろと考えさせられることが多かったです。印象的なのはすべての動物・昆虫・植物には「意味と目的」があること。その「意味と目的」は何だろうと疑問を持ち、答えを探していく著者にサイエンスのエッセンスと自然への深い愛情を感じました。読み終わったあと、爽快で少し物知りになった気分になります。外に出かけてブンブン飛んでる虫や何気なく咲いている花などの見方がちょっと変わりますね。

春の数えかた
春の数えかた

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