“エコ”や”環境”と言えば、グリーン(緑色)が象徴的な色として連想されますが、グリーンではなく”ブルーシンキング”という新しい考え方が生まれてきているようです。
“グリーン”から“ブルー”へ。次世代のサスティナブル思想とは
企業の成長や短期的な計画は限界を迎えたかのように、経済が破綻し産業が崩壊したこの時代、企業はいかにビジネスをグリーンにしていくか、いかにブランドをグリーンに見せていくか、という強迫観念に捕われているように思える。
何でもかんでも”エコ”や”環境”でエコブランディングされたものはどうも押し付けられ感や商業活動臭さがあって、心の深奥から”環境を守りたい”と感情がこみ上げてくることがあまりないのですが、そうした既存のありふれた考え方を変える思想があってもいいのではと思ってました。
今までの“グリーン”な考え方とは、地球や環境が危機的状況にあることが分かり、それに対処し救済するための具体的な行動であった。それに対して“ブルー”な考え方は、地球や環境に対して感謝の気持ちがあれば、自ずとイリジスタブルに(=抗いようもなく)沸き上がってくる感情のようなものである。
そういう意味では、この“ブルー”な考え方にはとても共感できますね。
“グリーン”が、何かが足りないから、何かが多すぎるからという、事象や結果に対する“リアクション”だとしたら、“ブルー”は、常に何をしたいか、何が相手のためになるのかを考えた、自発的な“アクション”であり、もっと根本的な思想である。
”空”を眺めているだけでも、同じような思想に行き着くのかもしれません。仏の御手で地球を包んで守ってくれているような”空”に。
”空”を撮り続けることが社会や環境のためにどういう影響を与えるか、ということを考えるチャンスになっていますし、これからも“ブルー”な当サイトから何を感じてもらえるとうれしいです。