PHaT PHOTOという雑誌に面白い記事(by アートライターふじたれいさん)がありました。うまくなりたいと思っても、なかなかそうはいかない写真撮影ですが、そのいいヒントになるかもしれません。写真撮影がうまくなるには
まったく人と同じ作品を作るつもりで徹底的に人の作品を真似すること。
なるほど。
きっと初めは、かなり違う写真にしかならないはずである。そこから、よりオリジナルに近づけるためには、どういう工夫が必要か考えに考えて、トライ・アンド・エラーを繰り返すのである。
これは知らない間にやってるかもしれません。Flickrで、世界中の多くの人の写真に触れるチャンスが増えてくると、これいいなあと思う写真がたくさん出てきますね。そうすると、今度、同じ写真を撮ってみようと思うわけで、知らず知らずあの写真はこういう感じだったなあとシャッターをきってることがあります。
また、真似することは、自分の感性の枠を突破する近道でもある。人はどうしても自分流がしみついてしまっており、頭では分かっていても、なかなかそれを変えることができない。しかし、具体的な作品を真似するするとなると、いやがおうでも自分とは異なる感性で撮影しなければならなくなる。
確かに。たとえば、自分の引き出しに全くなかった構図の写真を真似して、何枚も撮りこんで行くと、結果として自分の中に新しい構図の引き出しができるのが実感できますね。写真って、ぱっと見て自分の感性の成長が感じられるので面白いなあと思います。
今日もあの写真の真似をしてみようっと。