オリオン座流星群は、毎年10月中旬から下旬に活動する流星群です。この時期に、ハレー彗星が放出したダスト(砂粒)の群れの中を地球が横切るため、ダストが地球大気に飛び込んで発光し、流星として観察されます。これまでは、空の暗いところで1時間ほど観察しても、せいぜい10~20個程度しか出現しない中規模の流星群でしたが、近年とても活発に出現しています。今年は月明かりもないため、例年にない条件でたくさんの出現が期待できます
ハレー彗星が紀元前のある時期に通ったダストの群れの影響で、2006年頃から流星の数が増えて、2010年ごろまでは活発な出現が予想されるらしいです。2010年は月明かりなので、今年がチャンスだということです。これを逃してしまうと、次回の活発な時期が70年後になってしまうとか。
今年は1時間あたり40~50個の流星が予想されているので、70年ぶりのビックな天体ショーを楽しんでみたいですね。
iPhoneアプリのiステラで調べると、だいたい23時ごろから真東の空を眺めていればよさそうです。