ベネチアからバスに乗ること3時間ほど、次の街・フィレンツェに到着。
さすがにフィレンツェは雰囲気がある街ですね。そのへんの建物や通りなど、目に入ってくる街中すべてががカメラの被写体って感じです。夜のフィレンツェの路地、日本にはこんなのはないよなあ。
フィレンツェに着いたあと、トスカーナ料理のレストランへ直行です。
フィレンツェがあるトスカーナ地方はイタリアももっともポピュラーな赤ワイン「キャンティ」の生産地。その中で特に優良な葡萄が栽培され、良質なワインが造られる、特別に指定された地区で造られるキャンティワインが「キャンティクラシコ」と呼ばれるようです。
味は確かにおいしくて、一気飲みしてしまいそうです。うまいものはうまいのだ。(ワインには詳しくなくウンチクが語れません・・・)
ガバガバとキャンティを一本空けて、微妙にフラフラになったあと、いよいよお料理。
これはトマトソースのパスタ。きしめんのように太いやつはタリアテッレ?って言うんでしたっけ?
フィレンツェ風Tボーンステーキ。正式にはビステッカ・アッラ・フィオレンティーナと言うそうです。
分厚くて、お肉の中はレアで肉汁たっぷり、あまりのおいしさにうっかり気絶しそうになりました。これヤバイです。二本目のキャンティが進みます。
Tボーンステーキって、今までアメリカンジャンクフードかと思っていたのですが、トスカーナ料理としても有名なんですね。
あこがれのキャンティとTボーンステーキにイタリアでの二度目のノックダウン。でも、何かが足りない。単なる酔っ払いと化したジャパニーズの体は食後のデザートを欲している。
というわけで、夜遅いのに明かりがやけにまぶしく輝くジェラート屋さんに駆け込んで、ジェラートをゲット!ココナッツとピスタチオのダブルフレーバー。「五臓六腑に染みわたる」っていう言葉の意味がよくわかりました。おいしゅうございます。
ベネチアもよかったけど、フィレンツェはいいなあと。
2006年夏イタリアツアー