東京も横浜も今年の桜はほぼ終了となったわけですが、桜をみたけりゃ北に行けということで、山梨県の北杜市武川村にある「山高神代桜」を見に行ってきました。
北杜市観光情報 山高神代桜
日本三大桜と天然記念物に選ばれていて、ヤマトタケルノミコトの植えたとされる樹齢およそ2000年(らしい)の巨大な桜です。日本の歴史を見てきたとエドヒガンザクラという品種で、根の周りは13.5メートルもあるんだそうです。電卓をはじくと私のウェストの約17倍もあります。
場所的には実相寺というお寺の境内の中にあり、夏や秋には来たことがあるのですが、春のサクラほころぶ時期に来たことがなかったので、いつかはこの巨木のキレイな雄姿を見てみたいというのが夢でした。
山梨県・実相寺ホームページ
↑開花情報があります。
残念ながら枝の半分は朽ち落ちていて、ちょっと痛々しいのですが、老いてものびのびと花を咲かせる姿には心打たれるものがありますね。ピークはすぎていて花びらは散っていたのですが、とびっきりの青空とのコントラストが素晴らしかったです。
日本百名山の甲斐駒ケ岳をバックにパチリ。ここは甲斐駒(かいこま)からの伏流水を原料にしているサントリー・南アルプスの天然水の故郷でもあります。
巨大な枝垂れ桜もあります。身延山久遠寺の枝垂れ桜から分株したものなんだそうです。かなり立派です。
あと、このお寺はとにかくお花がいっぱいです。チューリップと水仙がちょうど見ごろでした。水仙をバックにした枝垂れ桜ってあまり見たことがないですよね。
この「山高神代桜」というか、実相寺のすごいところは、カメラ小僧の琴線にふれるいろいろな撮影ポイントがあるところです。新しいおもちゃを与えた子供のようにはしゃいでしまいますね。滞在時間、三時間。ひたすらシャッター押し続けました。また、来年も行こうっと。
やっぱり空気と水がキレイなところだと、長生きしますね。