千光寺ロープウェーで、千光寺山の展望台にあがったあと、山の中腹の千光寺まで「文学のこみち」をお散歩。
志賀直哉や正岡子規など多くの文人ゆかりの地「尾道」らしく、たくさんの句碑があって、尾道を愛した文人が残した名作を楽しむことができる静かな散歩道です。
緒方洪庵の句。
”軒のきしげくたてる家居よ
あしびきの
山のおのみち道みちせまきまで”
正岡子規の句。
”のどかさや小山つづきに塔二つ”
ごろごろしてる巨岩の隙間を通り抜けながら、迷路のように続く坂道を下っていきます。
この散歩道はちょっとした日本文学の勉強になります。でも、事前に尾道の文学については勉強してたほうがいいかもしれませんね。やっぱり知識がないと辛いなあと。
15分ぐらい歩くと、千光寺につきます。モノクロではありますが、新緑の山の中にひときわ目立つ竜宮城のような赤いお堂。京都の清水の舞台みたいに、張り出してます。
このお寺はこういうカワイイお地蔵さまを買ってお供えするのが有名なんだそうです。
お堂からの尾道の町並み。日本にこんないい場所があったんですね。尾道を愛した文人の心に思いをはせる。
2007年GW・ディスカバーウェスト(DW)の旅
撮影:Canon EOS 30D – SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
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